2006年2月10日

[Cageling]BASEMEAT SORUTHWEST 桌上的紙(No.17)

                         獅子王之月24日
曼帝亞閣下:

派遣卡莉絲公主前去鎮壓北方王國一事已經確定了
據聞隨她動身的人員極少 且沒有聖騎士隨同
只有一名宮廷畫師同行

也有人說這不是叫公主去進行鎮壓 而是去當活祭品 我也是這麼認為
雖不清楚是不是聖龍王下的命令
但看來最近這裡的反卡莉絲公主行動應該是由思斐拉策動的
有人說這是因為思斐拉的王子不甘被卡莉絲公主拒絕
不過我得到的情報是說
最主要的原因是思斐拉的巫女主祭預言
卡莉絲公主將會給尤芙拉尼亞帶來災禍
聖王家的公主會給尤芙拉尼亞帶來災禍一說簡直是無稽之談
可是思斐拉巫女主祭的預言確實也不容忽視
再說 聖龍王又是那個樣子 容易被宮廷內外的流言迷惑
對卡莉絲公主的態度好像無法始終如一

迦雷亞系諸國似乎很歡迎那樣「易擺佈的聖龍王」
而且想煽動其和卡莉絲公主派的人對立

確實 卡莉絲公主因其冷靜沉著的態度而有冰姬之稱
什麼都無法動搖她的心
雖沒有人說她和容易被擺佈的那位相反
但要我來說的話 他國的國王難免這樣想:
說到埃爾羅拉的聖龍王 真是無能到讓人無法忍受的地步了
更何況在這情勢下 說他無情的比無能多一百倍吧
我認為反而是聖龍王比卡莉絲公主更會給尤芙拉尼亞帶來災禍
要是巫女主祭這樣預言的話 我也一點都不會懷疑吧

對了 由這次卡莉絲公主遠征我想起了一件事

以前戴魯多拉(テルドラ)統一王國的時代
支配戴魯多拉的死者之王──要是我沒記錯的話
打倒他的應該是一位來自埃爾羅拉 沒有帶任何隨從的聖騎士

再者 北方王國並非由人類 而是由魔族之王所治理
這對我們成為相當大的威脅
但神聖王國也許有對抗那些無法用劍打倒的東西的特別魔法

卡莉絲公主隻身奔赴該地
也許就是基於這個理由也說不定

現在的我 只能祈禱卡莉絲公主的遠征平安結束
和平能回到尤芙拉尼亞

                      閣下您忠實的僕人
                      里卡路德.馮特拉
--
                  獅子王の月24日

マンテア公閣下

カリス姫が北方王国の制圧に向かわれたというのはまことでございます。
極少数での出立であり、聖騎士さえ伴われず、噂では宮廷絵師ただ一人が同行したとのことです。 制圧ではなく、人身御供との声もあり、私もそのように思われます。 それが聖龍王の命によるものなのかはかりませんが、ここ最近の反カリス姫の動きはどうやらシルフェラが陰で糸を引いていると見て間違いありません。 シルフェラの王子がカリス姫に手ひどくふられた腹いせだなどと噂する者もおりますが、私が得た情報ではシルフェラの巫女姫がカリス姫はユ-フラニアに災いをもたらす、との予言をしたのが最大の要因のようです。 聖王家の姫君がユ-フラニアに災いをもたらすこということは、どうにも解せぬ話ですが、シルフェラの巫女姫の予言ともなると確かに無視はできません。
また聖龍王はあのような方ですので、内外の言葉の惑わされやすく、カリス姫に対しても一貫した態度でおのぞみになれぬようです。
ガレア系諸国はそのような「御しやすい聖龍王」の方を歓迎し、さらにカリス姫派との対立を煽りたい考えのようです。
確かにカリス姫は氷姫とよばれるほど冷静沈着、なにものにも心動かされず、御しやすいとは逆立ちしても云えるような方ではありませんが、私に云わせれば他の国の国王ならばいさしらず、アウロラの聖龍王についてだけは、無能な王はかんべんして頂きたいところです。 ましてこのような時世柄、無能よりは無情の方が百倍ましと云うものでしょう。
むしろカリス姫よりは現聖龍王こそがユ-フラニアに災いをもたらすのではないかと、私などは考えてしまいます。 巫女姫の予言がそうであったならば、私も疑いはしませんしょう。
ところで、この度にカリス姫遠征の件で思い出したことがございます。
かつてテルドラが統一王国であった時代、テルドラを恐怖で支配した死者の王--私の記憶違いでなければ、あれを倒したのはアウロラから供も連れずにやって来た一人の聖騎士であった筈。
北方王国もまた、人ならざる魔族の王が治めるところとなっております。 そのため我々にとっては非常な脅威となっているわけですが、神聖王国にはそのような剣で倒せぬものたちに対抗できる特別な魔法があるのかもしれません。
カリス姫が単身かの地に赴いたことも、もしかするとそのような理由によるものかもしれません。
今の私としましては、カリス姫の遠征が無事に終わり、ユ-フラニアに平和が戻ることを祈るばかりです。

                  閣下の忠実なる僕
                  リカルド‧ヴォテッラ

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