2006年6月22日

[Cageling]2F SOUTHEAST (No.30)

這年的夏天 埃爾羅拉的阿爾風斯太子殿下意外薨逝
他是位才智卓越 相貌端麗 不擅魔法卻深具人望的的王子

兩年前 他出嫁到聖域的妹妹 亞蒂兒(アデ-ル)公主殿下也因生產而喪命
王家被不幸包圍 使國內動盪不安

其弟夏路(シャルル)王子殿下不管在容貌上、資質上
甚至一切都不如上述兩人
無疑是個蠢材
也有傳言說他不是聖龍王之子
我也聽到很多對於夏路王子殿下繼位感到不信任的聲音

--
この年の夏、アウロラのアルフォンス王太子殿下が事故により薨去。
才智にすぐれ見目麗しく魔法をよくなし人望厚き王子であった。
二年前には、聖域に嫁がれた妹のアデ-ル王女殿下も出産で命を落としており、王家に不幸がつづくとして国内に動揺がひろがる。
弟のシャルル王子殿下は資質、容貌、あらゆる点で上の二人と異なり、愚物の感は否めず。 聖龍王陛下のお子ではないとの噂もあり。
シャルル王子殿下が聖龍王位を継がれることをあやぶむ声も多いときく。


----
アルフォンス光聽名字就比シャルル強多了吧XD

2006年6月19日

[Cageling]2F SOUTHEAST 書裡的MEMO

不管是這裡的哪一本書
都充滿著無用的記憶
但若是你取得了擁有〈銀之刃〉的短劍
尋找窗邊的紙片
試著取得最裡面那扇門裡的書也好吧
白花會告訴你使用短劍的方法

--
ここにある書物はどれも、役に立たぬ記憶ばかりだ。
しかしおまえが(銀の刃)を持つ短剣を手に入れたなら、窓辺の紙片をさかし、奥の扉に隠された本を手に取ってみるのもよいだろう。 白き花が、おまえにその短剣の使い方を教えよう。

2006年6月18日

[Cageling]4F SOUTHEAST 盒子裡的書(No.25)

這裡有一張肖像画
傳說是由4000年代中葉活躍的天才畫家魯奈=巴狄斯特所繪
畫中這個看似年輕妖精的模特兒
恐怕是無法得知他的身分

畫中寫了「T」 這是什麼意思並不清楚
但是 我曾在別的地方看過畫中描繪的人物
那是卡利斯迪亞王國初代國王迪琉安

迪琉安是個充滿謎團的人物
突然出現在魯諾山脈北邊的無名年輕人
轉眼間就在該地建築了王國
在那之前他在何處又曾經做過什麼
他到死也沒有向任何人透露

因此 他有著相當黑暗的過去一說至今仍根深蒂固

但對我而言 他是個人品高傑 能以英雄稱之的人物

而且在卡利斯迪亞建國當時
面見過他的尤芙拉尼亞諸國的貴族和高官等
對他正確的埃爾羅拉語以及優雅的舉止都留下了有驚訝的證言

不管迪琉安的出身為何
對居住在卡利斯迪亞的人們來說
他無疑是個救星 是個英雄

這位謎般的英雄的臉和傳說的畫家留下的素描如此驚人的神似
為此感到奇妙的興奮的只有我而已嗎?

確實世界上是存在長相很相似的人

可是在這兩個相似的容顏之間
實在無法讓人有他們只是偶然相似而沒有關聯的想法

應該可以這麼說 是靈魂的類似

雖然我之前寫說迪琉安充滿了謎團
但畫家魯奈=巴狄斯特的人生中也留下了不解之謎

魯奈是由人類和妖精所生
廣為人知的是
在他年幼時 繪畫的才能便已無人能與之相提並論
他做為埃爾羅拉的宮廷畫家十分活躍
愛上了據說是絕世美女的卡莉絲公主
公主前往北方討伐魔王的時候
只有他一個人跟隨公主踏入了魔的國度

魔王是消滅了
但是只有魯奈一個人歸國
至於卡莉絲公主怎麼樣了他一句話也沒有提及

另一方面
魯奈畫出一張非常完美的卡莉絲公主畫像
可惜的是那張畫現在已經不存在了
這是因為其中有這樣的內情

魯奈進入北方的魔王王國時
他的心被魔入侵了 因此成為被魔王操縱的人偶
他所繪製的公主畫像之中寄宿了被毀滅的魔王靈魂
所以看畫的人靈魂會被吸走
成為魔王復活的力量
魯奈打算將這幅畫帶到北方之地
在那使魔王復活

於是埃爾羅拉的聖龍王用聖火將這幅危險的畫燒毀
使之永遠從地上消失
當然在那之後魯奈馬上就被處刑了

拜此末路所賜
魯奈的作品大多被處分掉了
現在世界上只殘存少數幾幅而已
魯奈所畫的卡莉絲公主肖像中是否真的有魔王的靈魂寄宿?
魯奈是否真的被魔物附身?
如今已無法得知

只是這個故事中也有諸多疑點

埃爾羅拉引以為傲的美麗公主只有一名畫家隨行
前去討伐魔王這件事
怎麼樣都說不通
我想這個故事似乎除了討伐魔王之外另有隱情


那麼 回到最初談論的無名青年的話題上
這幅畫被認為是在魯奈和卡莉絲公主同行去討伐魔王的時候所繪製的
由魯奈友人傑克.班傑拉(ジャック.バンゼラ)的後人保管
一同保管的班傑拉的日記中有以下的敘述:
「魯奈反覆的說著魔的國度中有良善的存在
 他脫口說出尤芙拉尼亞北部毀滅的原因不是魔王
 而是不及時採取適切對策的陛下
 又說因為這樣卡莉絲公主才無法回來

 他的話支離破碎讓人無法了解
 從北方回來以後魯奈完全變了樣
 這樣即使被傳成是被魔物迷惑了也是無可避免的
 可是就算我對他這麼說 他也不放在心上

 好像有什麼佔據了魯奈的心
 是對卡莉絲公主的思念 還是魔王的誘惑
 我無法了解

 魯奈是認真的打算將卡莉絲公主的肖像帶到北方的惡魔國度去
 到底是什麼如此吸引魯奈到北方之地呢?

 我不知道該不該對陛下和宰相閣下提出這件事的忠告
 要是能在魯奈做傻事之前讓他清醒過來就好
 可是.....」

就連魯奈的好友也不知道他的真意
他到底有沒有邪惡的意圖
如今已經沒有人知道了吧

魯奈在被稱為魔的國度的北方之地到底看到了什麼?
還有很像他留下的畫中人的卡利斯迪亞的建國者迪琉安又是什麼人呢?

我認為當解開這兩個謎的時候歷史就會向我們訴說新的事實

--
ここに、一枚の肖像がある。
描いたのは、4000年紀中頃に活躍した天才の画家ルネ=バティストであると云われている。
おそらく妖精の若者ではないかと思われるこの絵のモデルが誰なのかを知るてがかりはない。
絵のうちには「T」と書かれているが、それがなにを意味するのかはわからない。 しかし、ここに描かれた人物を私はまったく別の場所で目にしたことがある。
カリスティリア王国の初代国王ティリュアンである。
ティリュアンは謎につつまれた人物で、ある時まったく無名の若者としてルノン山脈の北に現れ、またたく間にその地に王国を築いてしまったのだ。
それまでどこで何をしてきたのかについては、彼は死ぬまで誰にも明かさなかった。
そのため、相当に後ろ暗い過去があったとする説は未だに根強い。
しかし私には、彼は高潔で英雄と呼ぶにふさわしい人物に見えた。
また、カリスティリア建国当時、彼に会ったユ-フラニア諸国の貴族、高官らの多くは、彼の正確なアウロラ語と立ち居振る舞い優雅さに驚いたとの証言を残している。
ティリュアンの出自がどのようなものであれ、カリスティアの地にくらす人々にとっては彼が救い主であり英雄であったことは間違いない。
その謎めいた建国の英雄の顔と、伝説の画家が残した素描画の驚くべき類似に、奇妙な興奮をおぼえるのは私だけであろか?
確かに、よく似た人間というのは存在する。
しかし、この二つの顔のあいだには何か他人のそら似ではすまされぬ繋がりがあるように思われてならない。
魂の類似、とでもいうべきものだ。
先にティリュアンについて謎の多い人物と書いたが、画家ルネ=バティストもまたその人生に謎を残している。
ルネは人間と妖精の間に生まれ、幼少の頃よりその画才の並ぶ者なきことはよく知られていた。
彼はアウロラの宮廷画家として活躍していたが、絶世の美女と云われたカリス姫に恋し、姫は北方の魔王討伐に向かわされた時、ただ一人姫に同行して魔の王国へと踏み入った。
魔王は滅びたが、北方から戻ったのはルネだけで、カリス姫がどうなったのかについては何一つ語らなかったと云う。
そのかわり、ルネはカリス姫の素晴らしい肖像画を描きあげた。 残念ながらその肖像画はもはや存在しないが、それには次のようないきさつがある。
ルネは北方の魔王の王国に入った時に、魔に心を犯され魔王の操り人形にされてしまった。
彼の描いたカリス姫の肖像画には滅ぼされたはずの魔王の魂が宿っており、絵をみる者たちの魂を吸いとっては己の復活の力としていた。
ルネはこの絵を北方に持ち去り、その地で魔王の復活をはかろうとした。
そこでアウロラの聖龍王はこの危険な絵を聖なる火で焼き、地上から永久に消し去ってしまった。
無論ルネもその後すぐに処刑された。
このような末路をむかえた為に、ルネの作品はほとんどが処分されてしまい、現在は世界に数点しか残されていない。
ルネが肖像画に本当に魔王の魂が宿っていたのか、ルネが本当に魔に取り憑かれていたのかは、いまとなっては確かめることは出来ない。
しかし、この話には不思議な点が多々ある。
アウロラの誇る美姫が画家一人をつれて魔王討伐におもむくとういうところからして、かなり現実離れしている。
この話には魔王討伐だけではない別の話が隠されているように思われるのだ。

さて、最初の名もなき若者の肖像の話に戻るが、あの絵が描かれたのはルネがカリス姫の魔王討伐に同行していた時期と考えられている。
この絵はルネの友人だったジャック.バンゼラの子孫によって保管されていた。 一緒に保管されていたバンゼラの日記には、つぎのような記述がある。
「ルネは魔の王国にも善なるものは存在したという話をなんども繰り返した。
ユ-フラニア北部壊滅の真の原因は、魔王ではなく、早々に適切な対応をとらなかった陛下なのだとすら口走る。 そのためにカリス姫も戻ることがてきなかったと云うのだ。 彼の云うことは支離滅裂でわけがわからない。 北方から戻って以来ルネはずいぶんと変わってしまった。 これでは魔の魅入られたのだと噂されてもやむをえない。
しかしわたしがそのように云っても、ルネの心にはとどかない。
なにかルネの心を占めている。 それがカリス姫への想いなのか、魔王の誘惑なのか、わたしにはわからない」
「ルネは本気でカリス姫の肖像画を魔の王国のあった北の地へ届けるつもりだ。 いったいなにがルネをこれほどあの北の地のだろうか?
わたしは陛下と宰相閣下に、このことをご忠告申し上げるべきか迷っている。
ルネがばがげた眞似をするまえに、目を覚まさせてやれたらと思うのだが......」
親友のバンゼラでさえ、ルネの真意を知ることはできなかった。
それが果たして本当に邪悪なものであったのかは、もはや誰にもわからないだろ。
ルネは魔の王国と呼ばれた北方の地で何を見たのだろうか? そして彼が残した絵にあまりにもよく似たカリステリア王国の建国者ティリュアンとは何者なのだうか?
この二つの謎が解ける時、歴史は私たちに新たな事実を語りかけてくれるのではないかという気がするのである。

2006年6月10日

[Cageling]4F NORTH 銀龍劍桌緣的紙條

擁有取得(銀龍之劍)資格的人啊
前往王的座前之前 請一定要傾聽所有的話語
摸索所有的痕跡 接繫起路西努的記憶
之後再開始決定未來也不算遲
--
〈銀竜の剣〉をとる資格を得た者よ
王の御元に行く前に、どうかすべての言葉に耳を傾け、すべての痕跡を辿りルシ-ヌの記憶を繋いでほしい
未来をきめるのはそれからでも遅くはないはず

[Cageling]3F SOUTHEAST櫃子裡的書(No.24)

守護埃爾羅拉北邊的魯諾山脈
是長年無人居住的地方
是歐雷尼亞、米利斯(ミリス)、古拉維亞(グラヴィア)等湖水同盟諸国
管理和支配不及的地方

然而 數百年來此地卻因此盜賊、魔物和其他不法之徒橫行
成為非常危險的地區

話雖如此 因為其中並沒有擁有足以越過神聖王國結界的力量的存在
所以埃爾羅拉對此地的鎮壓並不表示關心
其他週邊諸國也不積極的採取對策

週邊諸國認為山岳地帶算不上有魅力的土地
得到那樣的地方並不會提升國力
再說 他們一致認為
要是山岳地帶的無法無天發展成不能置之不理的情形
神聖王國一定不會袖手旁觀

雖然對居住在魯諾山脈附近的人以及想通過附近的人來說
此處的治安敗壞是不容忽視的問題
但不管哪個國家都不願正面回應有關此「國外問題」的陳情

在這樣的情勢下 出現了一個英雄
沒有人知道他在哪出生 也不知道他是怎麼成長的

只知道出現了一個年輕人
掃蕩了蠶食魯諾山脈的危險事物
也許最後將此地納入其支配下
在此地建造了他的王國

令人驚訝的是
這位年輕人事先從週邊諸國各自取得了
若是將盜賊和魔物一掃而空就承認此地獨立的旨意書

雖然這麼說 對於這個突然興起的新國家
事先給予承認的諸國似乎有些排斥

發表了獨立宣言後
週邊諸國主張山岳地帶是自己的領地而不認同獨立
認為不法之徒的集團不成以國家稱之
指控年輕人是惡魔神的使徒
諸如此類的排斥之說
在此地掀起了新的糾紛

然而 此事在埃爾羅拉的介入下意外的解決了

聖龍王發表了支持該地獨立
並且對於該年輕人的王者資質給予了高度評價的宣言

這在尤芙拉尼亞中引起譁然

聖龍王對於國際糾紛積極表態支持其中一方
這樣的言行極度破格

因此 便有了年輕人原本是埃爾羅拉王家的人這樣的謠言
這是事實與否至今已無法確知
可是 這位年輕人自己並沒有即位為王的意願

後來才知道 當初他期望的只是在埃爾羅拉北方守護之地靜靜的生活

但是那個期望最後卻使他在這片土地上建立了和平和秩序

於是成為其友人和屬下的人們
全部都稱他為王

於是在埃爾羅拉的北方誕生了名為卡利斯迪亞(カリスティア)的小國家
這是星王曆5014年的事情

--
アウロラの北辺を守るルノン山岳地帯は、長いこと人の住めぬ地で、オレニア、ミリス、グラヴィア、湖水同盟諸国、いずれの支配も管理も及ばぬ地であった。しかし、そのためかここ数百年の間には盗賊、魔物、その他あやしきものどもの跋扈するところとなり、はなはだ危険な地域となっていた。とはいえ、神聖王国の結界をこえるほどの力を持つものたちではなかったため、アウロラはその制圧に関心を示さず、他の周辺諸国も積極的に対策を講じようとはしなかった。山岳地帯は魅力ある土地と云えず、そのような場所のために国力を割くのは得策ではないと、周辺諸国は考えていた。また、もしその山岳地帯の無法ぶりが無視できない状況になれば、神聖王国がなんとかしてくれるだろうというのも一致した見解だった。ルノン山脈付近に住む者や、その辺りを通過したい者たちにとっては、この土地の治安悪化は無視できる問題ではなかったが、いずれの国も「国外の問題」として陳情もまともに取り合ってはもらえなかった。そのようななかに、この英雄は現れた。 彼がどこの生まれでどのような育ちをしてきたのかを知る者はいない。わかっていることはある時ひとりの若者が現れ、このルノン北山岳地帯に巣食う危険なものたちを掃討し、あるいは支配下におさめ、その地に彼の王国を築いてしまったということである。しかもおどろいたことに、この若者はあらかじめ周辺諸国から、盗賊や魔物の一掃とひきかえにこの地独立を容認する旨の書状を個別に得ていたのであった。とは云え、この、突然の新国家の出現には、あらかじめ容認の言質をあたえていた諸国も、反発を覚えたようである。独立を宣言するや、周辺諸国は、その土地は自国の属領であり独立認められない、無法者の集団は国家と呼べない、この若者こそ悪魔神の使いである、などとの云って反発し、この地域にあらたな紛争がまきおこるか見えた。しかし、この問題は意外なことにアウロラの介入によって決着をみた。聖龍王は、この国の独立を支持し、この若者の王としての資質を高く評価するとの声明を出したのである。これはュ-フラニア中驚かせた。聖龍王が国際紛争の対したこのように積極的にどちらかを支持するような言動をとることはきわめて異例だからである。そのため、 この若者はそもそもアウロラ王家の人間ではないかとの噂が流れた。 それが事実であるかは今までのところ確かめられていない。 ところで、この若者自身は、王になりたいと願ったわけではなかったようだ。その後明らかになったことだが、彼が当初望んでいたのは、アウロラの北辺を守る地に静かに暮らしたいということだけであった。しかしその望みのために、結果的に彼はこの地域に秩序と平和をうちたてることとなった。そしてかれの友人や配下となった者たちはみな、この若者を王と呼びたがった。そのようにして、アウロラの北には、新たにカリスティアという名の小国家がうまれたのである。星王暦5014年のことである。

2006年6月4日

ASK-11

什麼時候我才能有自己的家呢?
(我是說屋子...或是房間...不是家庭)

--
等我飛黃騰達...(遠目)

2006年6月2日

[Cageling]3F EAST 橢圓桌上的書(No.22)

〈黑龍的野心〉

很久以前
在埃爾羅拉的聖公爵家誕生了一位美麗的公主
公主應該會成為聖龍王的新娘
她是一位任何人都無法玷汙的高貴女士

可是 出現了一隻強大的黑龍
用邪惡的慾望將這位公主包圍
那黑龍虛假的炫麗姿態 巧言令色的誘勸公主
強行將她納為己有

公主太過害怕而且絕望 之後不久便斷了氣
人們陷入了深深的哀慟

然而 這時公主已經身懷了黑龍之子

埃爾羅斯認為這個孩子是無罪的
所以悄悄命令妖精王扶養他

於是 公主身亡之後
黑龍取得寄宿在公主身上的神聖力量
將更多尤芙拉尼亞的土地納入其支配的羽翼之下

雖然聖龍王想做些什麼來抵抗
但如今奪走公主神聖之力而更加強大的黑龍已經無法用一般的手段鎮壓了

戰爭持續了好幾年

接著聖龍王也用盡氣力
正當大家認為尤芙拉尼亞即將淪為黑暗之際

不知從何處出現了一位
擁有黑髮黑眼珠的年輕人
他隻身一人前往挑戰黑龍

令人吃驚的是
年輕人竟然握著埃爾羅拉聖公爵家家傳的〈銀龍之劍〉

黑龍嘲笑年輕人有勇無謀
但那只在開始的時候
戰鬥一開始
黑龍就知道年輕人不是省油的燈
不管黑龍如何痛加攻擊
也無法傷及年輕人毫髮

恐怖的黑龍之力對年輕人完全無效

事實上這位年輕人就是公主身懷的黑龍之子
年輕人在聖域受到埃爾羅斯之力的庇護
被妖精們扶養長大

肌膚和血肉中流動的黑龍之血
在父親的一切攻擊之下保護著他

沒過多久黑龍就不支了

年輕人輕易的躲避黑龍的攻擊
將〈銀龍之劍〉深深刺入黑龍的心臟
打倒了黑龍
同時 自黑龍體內散發出炫目的耀眼白光
荒蕪的大地降下了神聖之雨
那就是自亡故的公主奪去的神聖力量
敉平了所有邪惡之物

於是尤芙拉尼亞自黑龍的支配下解放了

失去了聖龍王的埃爾羅拉
期盼著這位年輕人繼位為王
但是年輕人拒絕了這份期待
不知道去了何處

有傳聞說
年輕人犯了弒父之罪
所以無法繼續留在神的都市

之後在埃爾羅拉再也沒有人看過那位年輕人
--
〈黒き龍の野望〉
その昔、アウロラの聖公爵家にたいそう美しい姫君がおうまれになりました。
姫君はアウロスの定めし聖龍王の花嫁であり、なんびとも穢すことはゆるされぬ高貴なお方でした。
しかし、強大な黒き龍があらわれ、この姫君に邪な欲望をいだいたのです。
黒き龍は、偽りの麗しい姿で言葉巧みに姫君を誘い出し、無理矢理にわがものとしました。
姫君は恐怖と絶望のあまり、それからほどなく息をひきとられました。 人々は深い悲しみにつつまれました。
ところが、姫君はこのときすでに黒き龍との子を身ごもっておられたのです。
アウロスは、この子に罪はないとして、子のお命をお救いになり、ひそかに育てるよう妖精王にお命じになりました。
さて、姫君亡き後、姫君に宿っていた聖なる力をもわがものとした黒き龍は、更に勢いをましユ-フラニアの地すべてにその支配の翼をひろげようとしていました。
聖龍王はこれになんとか抗おうとなさいましたが、姫君の聖なる力を奪われた今強大な黒き龍を鎮めるは並大抵のことでありませんでした。
戦いは何年も続きました。
そしてついには聖龍王も力つき、ユ-フラニアを暗黒がおおうかとおもわれたのです。
このとき、黒き目と髪をもつ若者がいずこからともなくあらわれ、ただひとりで黒き龍に挑んだのです。
驚いたことに若者の手にはアウロラの聖公爵家に伝わる〈銀竜の剣〉がにぎられておりました。
黒き龍は無謀な若者をせせらわらいましたが、それもはじめのうちだけでした。
いざ戦いがはじまると、黒き龍は、この若者がただものではないことを知らせれました。
なぜか黒き龍がどれほど痛めつけても、若者にはかすり傷ひとつ負けわせることができないのです。
おそるべき黒き龍の力も、この若者にはまるで通用しませんでした。
実はこの若者こそ、姫君がみごもっていた黒き龍の子でありました。
若者はアウロラの聖域で、アウロスの力にまもられ、妖精たちに育てられたのでした。
そして皮肉なことにその身に流れる黒き龍の血が、父親のあらゆる攻撃から若者をまもっていたのでした。
黒き龍に、もはやなすすべはありませんでした。
若者はやすやすと黒き龍の攻撃をかわすと、その心臓に〈銀竜の剣〉をふかぶかと突き立てました。 黒き龍は破れさりました。 同時に黒き龍の体よりまばゆい白光がほとばしい、荒廃した大地に聖なる雨をふらせました。 それは亡くなった姫君より奪われた力でした。 悪しきものはすべて打ち砕かれました。
かくてユ-フラニアはおそるべき黒き龍の支配より解きはなたれたのです。
聖龍王をうしなったアウロラでは、この若者に王にんなってくれるようにとたのみました。 けれど若者はそのたのみを断り何処へともなく去ってしまいました。
ある噂では、若者は父親を殺した罪により、神の都に留まることはできなくなってしまったということでした。
その後アウロラでこの若者みることはなかったといいます。