2007年4月4日

[Cageling]2F SOUTHEAST (No.35)

世上有三把稱為〈龍劍〉的劍
神所鑄造的〈聖龍之劍〉
妖精所鑄造的〈銀竜之劍〉
人所鑄造的〈黑龍之劍〉

〈聖龍之劍〉率領聖神
〈銀竜之劍〉毀滅邪惡
〈黑龍之劍〉打敗魔物

亦即是

〈聖龍之劍〉是神界
〈銀竜之劍〉是妖精界
〈黑龍之劍〉是人界
的守護之劍

三者皆為自古守護世間之劍 劍刃相接 彼此為敵乃究極之禁忌
再者
一個人只能持有一柄〈龍劍〉 冀望更多是愚昧的

〈龍劍〉並不是常人所能觸碰的劍
只有被選上的主人才能知曉〈龍劍〉 〈龍劍〉也只能尊崇主人的聲音
倘若沒有主人的應允 非選者碰觸〈龍劍〉將以生命付出代價


〈龍劍〉傳說自古便流傳在尤芙拉尼亞
跟許多英雄傳說密不可分
尤其是〈黑龍之劍〉和操縱它的〈光之黑龍〉相關的傳說
對人們是最切身也最受歡迎的
因為〈光之黑龍〉是人們心之所向的頂點
是過去實際存在的英雄人物

現在仍有不少不斷探究極至魔道與劍技
認為自己就是下一個〈光之黑龍〉的人

但是儘管最後的〈光之黑龍〉過世距今已近千年
仍舊尚未出現尋獲〈黑龍之劍〉者
正因為如此 亦有宣告偉大魔法和傳說時代已然終結者

確實多數人會如此感覺吧
〈大災厄時代〉及其後的〈百年紛亂〉以後
偉大的魔法師們幾乎從這世上消失 妖精們也已死絕
失去了智慧與傳承 魔法於是從世界上消失

也許〈龍劍〉再也不會出現在我等面前

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世に〈竜剣〉とよばるる三剣あり
神のつくりし〈聖龍の剣〉
妖精のつくりし〈銀竜の剣〉
人のつくりし〈黒龍の剣〉

〈聖龍の剣〉は聖なるを従え
〈銀竜の剣〉は邪なるを滅し
〈黒龍の剣〉は魔なるを破る
すなわち

〈聖龍の剣〉は神の世を
〈銀竜の剣〉は妖精の世を
〈黒龍の剣〉は人の世を
守る剣なり

いずれも古より世を守護せし剣なれば、互いに刃を交えるは究極の禁忌なり
また、
ひとりが手にしうる〈竜剣〉はひとふりのみなれば、数多を望むは愚かなり

〈竜剣〉は、つねの人の持つことあたわざる剣なり
ただ選ばれたる主のみが〈竜剣〉を知りうれば、〈竜剣〉もまた主の声のみにぞ従う
主の許しなくして、選ばれざる者の〈竜剣〉に触れるは、死をもってむくいられん


〈竜剣〉伝説はユーフらニアに古くから存在し、多くの英雄伝説とも結びついている。
とくに〈黒龍の剣〉と、それを操る〈光の黒龍〉を巡る伝説は、人々にとって最も身近で人気のあるものとっなっている。
それは〈光の黒龍〉が、人間が目指しうるひとつの頂点であり、過去に実在した英雄たちだからである。
いまも魔道や剣技を極め、我こそは次の〈光の黒龍〉たらんとする者は少なくない。
しかしながら最後の〈光の黒龍〉が世を去ってから既に千年近くが経とうとしているにも関わらず、いまだ〈黒龍の剣〉を見出した者は現れていない。
それを指して、偉大なる魔法と伝説の時代は既に終わりを告げたのだと云う者もいる。
確かにそれは多くの者たちが感じていることであろう。
〈大災厄時代〉とその後に続いた〈混迷の百年〉の後、この世界から偉大な魔導師たちはほとんど消え、妖精たちもまたことごとく死に絶えてしまった。 智慧と伝承は失われ、世界から魔法は消えつつある。
〈竜剣〉が我々のまえに現れることはもうないのかもしれない。

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