2006年4月28日

[Cageling]3F NORTHEAST 盒子裡的信(No.21)

                     金剛龜之月3日

嶺多利(リンドリ)大人

關於來自北方的難民那件事情
我還是認為應該直接處以火刑而不做他想

第一
該地當前正被魔族統治
一介平民百姓是不可能從中毫髮無傷脫逃的
這很明顯是個圈套

第二
有幫助難民自該地逃脫之人的存在極度可疑
支配該地的不是單純的惡徒
而是非人的魔物、惡鬼之流

我怎麼也無法相信
在那其中會有存有善意的憐憫同情、甚至懷抱正義之心者存在
就算對難民們說真有此事
我也認為該地另有目標

我不認為人類之中有英雄能打敗
王國的騎士團中也無法對抗的魔物
也沒聽說那樣的傳言

也就是說 從該地逃出的難民
不是魔族的背叛者 也不是人類的英雄
而是魔王本人吧

我想說的是
無關逃出者的善惡
這次的難民事件正是該地為了在吾等領土種下新的禍端的陰謀計策
如果忽視的此事 將會成為重大的過失

假設會奪走無罪者的生命
也應該考慮跟那生命放在同一個天秤上的東西孰重要

接受難民一事可能會危及羅莎林特(ロザリンド)
甚至是古拉維亞全土(グラヴィア)也說不定
身為執政者不可為此恐招來危難之事

我再重申一次
將難民全數處以火刑 不可使之進入吾等領土

若不速實行以上所言 汝也將被視為受到該地詛咒的人吧

相信我這個決斷亦會受到女王陛下賞識

為汝的幸運和成功祈禱

    馬卡雷德‧羅梅林‧梅爾科特(マ-ガレット.ロメリン.メルコ-ト)

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金剛亀の月3日

リンドリ-殿

北方からの難民の件だが私はやはりこのまま火刑に処すべきではないかと考える。
第一に、いまや魔族の支配するところとなったかの地の最奥から、一介の民百姓が無傷で逃げおおせるなどということがあるわけがない。 明らかにこれは罠である。
第二に、難民を助け、かの地から逃したと云う者の存在が極めて怪しい。 かの地を支配しているのは単なる悪党どもではなく、人ならざる魔物、悪鬼の類である。 そのような者どものなかに、哀れみや同情、まして正義の心などがあろうはずがなく善意の協力者があらわれるとは到底信じ難い。
仮に難民たちにとってはその話がまことだとしてもかの地の狙いは別のところにあるのだと思う。
王国の騎士団ですら太刀打ちできぬ魔物どもを単身で打ち負かせるような人間の英雄がいるとは思われず、そのような噂も耳にしたことはない。
つまり、難民たちをかの地から逃がしたのは、裏切り者の魔族でも、人間の英雄でもなく、魔王そのひとだろう。
私が云いたいのは、こういうことである。 逃げてきた者たちの善悪に関わらず、この度の難民の件はすべて、かの地がわが領土にあらたなる禍の種をまかんがための策謀であり、それを看過するのは重大な過ちなのだ。
仮にそれが罪なき者の命を奪うことになったとしても、その命とはかりにかけられているものの大きさを考えてほしい。
難民を受け入れることでロザリンドひいてはグラヴィア全土を危うくするかもしれぬのだ。
施政者としてそのような危険をおかすことはできない。
あらためて云う。 難民たちは一人残らず火刑に処し、わが領土に入れてはならぬ。
この言葉がすみやかに実行に移されぬときは、そなたもまた、かの地の呪詛を受けた者とみなされるだろう。
私のこの決断は女王陛下のも認めて頂けるものと信ずる。
そなたの幸運と成功を祈る。マ-ガレット.ロメリン.メルコ
-ト

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